巷では小麦、卵、牛乳、砂糖、食品添加物などが遅延型のアレルギーを引き起こすそうです(中にお米がアレルギー源になる人もいるようで何がアレルギー源になるかは人それぞれのようです)。有名なケースではテニス選手のジェコビッチ選手などが小麦抜き(グルテンフリー)の食事に変えたことで成績が向上したとのことです。それがどういうわけかダイエットと絡められて流行しているようです。
ダイエット効果については正直あまり信用できないのですが、アレルギーとしてはあながち否定できない話です。検査結果がわかるまでは時間がかなりかかるようですが、私も興味があったので検査を受けてみることにしました。
興味深いのはアトピーだけではなく、自閉症やADHDなどの発達障害と言われた人にも効果があるケースもあるそうです。自閉症やADHDは現在の学説では遺伝要因とする説が主流ですので一石を投じる視点ではないかとも思います。
ただこの遅延型アレルギーは日米双方の学会ではまだ認められていないトピックだそうで自己判断で行われているのが実情のようです。
理由としては遅延型のアレルギーが何らかの問題の原因であるという証拠がはっきりしないためだそうです。また多くの食品がアレルギー源として検出されてしまった場合、あれもダメ、これもダメ・・・と極端な食生活を招くためかえって栄養失調になる危険があるためだそうです。
何より典型例としてあげられる小麦でもはっきりと基準がありません。小麦アレルギーの場合、小麦に含まれるグルテンというたんぱく質が問題とされるのですが、似たような大麦やライ麦やオーツ麦(燕麦:オートミールに使われ る)の扱いがこれらも(広義の?)グルテンが含まれるからダメという立場と、これらはグルテンは含まないのでOK(大麦はホルデイン、ライ麦 はセカリン、オーツ麦はアベニン、)という立場があるという混乱した状況です。この一例だけでもまだ定まった基準がない証拠とは言えるでしょう。
何らかの食品がアレルギー源と検出された場合でも、専門の医師の指導やアドバイスの元に食事を変えたほうがよいのでしょう。極端な自己流は慎むべきなのだと思います。